石の大きさが600mm×300mm角というところもポイントです。
建物完成当初は日常生活において必須となる門・玄関まわりと車庫まわりの外構工事を行い、お庭まわりのスペースは数年間手つかずであった熊谷市N様邸
今回はお庭まわりの工事のお手伝いをさせていただきました。外構工事の場合、ライフスタイルや予算に合わせて段階的に追加工事を行っていける点も特徴の一つです。
駐車場の奥に設うけた臨時駐車場です。普段は車が駐車していないので、見える(見せる)ことを前提に、単調な土間コンクリートとせず、天然石との組み合わせでデザイン性に配慮しています。
左側の土の部分は植栽スペースとして空けているため、土間のスリットも緑を取り入れて草目地としています。奥には角柱を並べて視線の止まりをつくり適度な目隠しとしています。
天然石は光の加減や濡れ具合で様々な表情を見せてくれます。
石の大きさが600mm×300mm角というところもポイントです。
スリビング前には広めのウッドデッキを設置しました。3方向にステップを設けているのでお庭への出入りの動線が広がります。
そしてウッドデッキの周囲に乱形の天然石を貼っている点が大きなポイントです。明るめの色の石なので、華やかで楽しい雰囲気にを演出してくれます。
枕木の裏、ウッドデッキの前にはシンボルツリーが植えられています。手前はジューンベリーで、花と果実と紅葉が楽しめる一石三鳥の人気樹種のひとつです。奥は、シンボルツリーの定番のシマトネリコです。落葉と常緑の組み合わせで四季折々の楽しみが得られます。ピンコロ石のサークル花壇もお庭の雰囲気に合っています。
裏手には大容量の物置です。手前のフリースペースは、良く出し入れするものや自転車などを置いたり、雨の日の作業スペースとして使用するなど非常に使いでのある空間です。
物置は大容量でハイルーフタイプの仕様なので、長尺のものなど何でも収納できますね。
物置前はインターロッキングを採用しました。インターロッキングは透水性があるので、水たまりができにくいというメリットがあります。また製品によっては保水性能や遮熱性能によってヒートアイランド現象の軽減効果をもつものもあります。
デザイン性だけでなく、機能性も兼ね備えたアイテムです◎
角柱の裏の植栽スペースには、施主様が植えられたブルーペリーが芽をつけていました。
暖かくなり、実がつくのが楽しみですね。
N様、撮影のご協力ありがとうございました!
臨時駐車場 | TOYO:スクエアストーンプレート |
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ウッドデッキ | LIXIL:樹ら楽ステージ(色:クリエラスク) |
タイルテラス | アインストーン(天然石) |
物置 | イナバ物置:ハーフルーフタイプ |
物置前 | インターロッキング:エスビック:オールラウンドペイブスルー |