常緑ヤマボウシと落葉するヤマボウシを比べて見ますと、常緑ヤマボウシのほうがやや耐寒性がなく冬を苦手とします。
また、常緑ヤマボウシは落葉するヤマボウシと比べて少し成長速度が遅く、樹高も少し低めです。
常緑ヤマボウシの花の咲く時期は、6~11月ごろです。常緑ヤマボウシの花の色は、白もしくはクリーム色。ただし、一見花のように見えているのは、実は苞(ほう)と呼ばれる花を取り囲んでいる部位です。花はその中にある小さな部分です。常緑ヤマボウシの葉の色は、明るいグリーン色です。黄緑色にも似た美しいグリーン色の葉が、名前の通り一年中ついているため、庭のシンボルツリーとして人気があります。葉の形は、やや細長い楕円形で先がとがっています。
樹高
落葉のものは1~2月、常緑性のものは花の咲き終わった直後に行います。
樹冠を一律に刈り込むような剪定は避け、枝抜きをする事で自然樹形を保ちたい木です。